登場人物相関図
大本営発表の関係者
代田 中佐
津和野諒(アガリスクエンターテイメント)
大本営海軍部報道部の発表主務部員。
仕事はできるがそのせいで一番貧乏クジを引いて押し付けられがち。
先日まで軍艦に乗っており、事情があって報道部にきた。その役所仕事には辟易している。
平入 大佐
矢吹ジャンプ(アガリスクエンターテイメント)
大本営海軍部報道部の報道課長。
記者会見やラジオ出演において、原稿を読むと無類の説得力を持つ。
が、原稿がないと押しが弱く口下手。
浅野
淺越岳人(アガリスクエンターテイメント)
大本営海軍部報道部の報道班員。
もともと海軍とかなり親密な新聞記者だったが、今やそれを超え、新聞社員でありながら報道部の一員としてライターをしている。
前畑
前田友里子(アガリスクエンターテイメント)
海軍省の庁舎の清掃員。
その日、たまたま報道部のオフィスを掃除しに入ったことから、関わりはじめる。
ただの掃除のおばさんのようで、頼りになる、ようで…?
富澤 大佐
北川竜二
大本営海軍部第一部(通称作戦部)の作戦課長。
頭が切れるが作戦参謀としてのプライドが高い。
平入とは海軍兵学校の同期。
いじめっ子気質。
三神 中佐
斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
大本営海軍部第一部(通称作戦部)の作戦課員。
気が利くが調子のいい男。都合が悪くなるとすぐ掌を返す。
下山とは海軍兵学校の先輩後輩の仲。
木田 大佐
木内コギト(\かむがふ/)
海軍省軍務局第五課(宣伝等を担当する)の課長。
海軍大学校卒業以降、現場に出ずに中央での勤務が続く。
エリート中のエリートコースだが、現地部隊や作戦参謀への若干のコンプレックスあり。
下山 中佐
山下雷舞
海軍第二航空戦隊「飛龍」飛行長。
中佐でありながら自らも航空機に乗りながら指揮をする空中指揮官として現場に出る。
…はずだったが急病で出撃できずに艦に残った。艦も沈没。
その負い目から部下の戦果にこだわって苦情を言ってくる。
高櫛 中佐
高木健(エンニュイ)
大本営陸軍部報道部の発表主務部員。
平時から記者や放送員に対し冗談を言うなど陽気で口は達者だが、原稿読みは異常に苦手。
敵性語にうるさい。
上川 記者
川上献心(劇団風情)
報日新聞政治部の記者。
海軍の記者クラブ「黒潮会」に所属し、海軍省へは出入りが多く、報道部とも付き合いは長い。
しかし、なぁなぁにならずにジャーナリズムを全うしようとしてるちゃんとしてる記者。
藤井 放送員
伊藤圭太(アガリスクエンターテイメント)
日本放送協会の放送員(アナウンサー)。アナウンス部のデスクも務めているベテラン。
ニュース原稿の正確性にうるさく、「理解していない原稿は読めない」というこだわりを持つ。
赤島 放送員
鹿島ゆきこ(アガリスクエンターテイメント)
日本放送協会の女子放送員(アナウンサー)。
数年前までは花形の人気女子アナウンサーだったが、戦争関連のニュースが多くなって以降、女子アナの出番が減らされていることに憤りを持っている。
市井の人々
甲斐谷 勇太
甲斐優風汰(劇団さるしばい)
東洋大学哲学科に在学中の学生。
大学近くの甘味処の従業員・ハルに一目惚れするが、理屈をこねてばかりで未だアクションを起こせずにいる。
熊川 ハル
熊谷有芳(アガリスクエンターテイメント)
甘味処「松むら」の従業員。
当時にしては珍しく結婚せず、実家でもない甘味処で働いている。
和菓子マニアだが、材料難であまり提供できないのを歯がゆく思っている。
三並 綾子
榎並夕起(アガリスクエンターテイメント)
高等女学校に通う女学生。
勇太とは家が近所で幼馴染。
甘味処の店員・ハルに一目惚れした、と勇太から相談され、コーチ役を買って出る。